今もなお、イギリスの工場でひとつひとつハンドメイドで作られている照明ブランド「ORIGINAL BTC」。
オーナー兼デザイナーであるピーターボウルズの幼いころからの夢は「人々の暮らしの身近にある照明をデザインする」ということ。
その思いを実現させるために、1990年に誕生したのがこの「ORIGINAL BTC」だ。
その思いはピーターの息子であるチャーリーにも共有され、2012年チャーリーはディレクターに就任。
現在、親子で人々から愛される照明を生み出している。
ORIGINAL BTCの照明の魅力は、何といっても素材の良さを最大限に生かしたデザインと、イギリス各工場の伝統技術を取り入れたことで生まれる品質の高さにある。
今回は、日本で新たに展開されることとなった、ボーンチャイナという素材を使用し、職人の手作業によりひとつひとつ丹精に作り上げられている「Hattonシリーズ」をご紹介。
Hattonシリーズに用いられるボーンチャイナは、イギリスのストークオントレントという陶器産業の盛んな町の工場で作られている。
イギリスの陶器産業のふるさととして知られ、なかでもボーンチャイナはこの町が発祥の地とされている。
ボーンチャイナとは、原料の粘土に牛の骨を焼いた骨灰が含まれたもののことで、一般磁器に比べ、素地が薄いにもかかわらず透光性があるのが特徴だ。
ストークオントレントの職人の伝統的な技術と専門知識によって生み出されるこのボーンチャイナに魅了されたピーターは、
ボーンチャイナ製の照明をデザイン・製作し、自社の照明のラインナップとすることで経営難の彼らの工場を救済した。
ボーンチャイナの優れた透光性や柔らかな艶を実現するため、
骨灰、粘土、水をよく混ぜ、固まった後に型を外し一晩乾燥させ、小さな傷やカケを取り除くためにスポンジで丁寧にブラッシングされる。
その後もう一度素焼きにされ、グロスを塗り仕上げる。
この工程はすべて職人の手作業で行われているのだ。
完成したHattonシリーズの照明は、起伏のある様々な角度の面で光の陰影を楽しむことができる。
点灯時はもちろん、消灯時もまるで彫刻作品のように空間を演出し、そこには上質な時間が流れるようになる。
このイギリスの豊かな工業技術の歴史、現代の職人の技術を活かした物づくりの過程こそ、
OLIGINAL BTCが世界中にファンを持ち、高く評価される理由なのだ。
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